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2009年08月19日

琉球王国の測量技術と遺産

zouもお知らせしていますが、

明日(19日)にシンポジウム「琉球王国の測量技術と遺産」が開催されますびっくり
詳細はzouの記事


実は私も仕事で関わっていて、
18世紀の琉球の測量台帳から図面をおこしたり、
琉球の方位表記について解説文を書いたりしました。

当時の琉球は、日本の測量技術と比べて遜色のない技術力だったんですよびっくり!
また、『量地法式集』という測量技術書も琉球人によって著されていて、
現在は国宝ピカピカに指定されていますびっくり!!


琉球は薩摩に搾取されて暗黒の時代が云々・・っていう歴史観は時代遅れですぐすん


それから測量に伴って、
土地を識別するために「印部石」(通称ハル石)という基準点が設置されていました。
一間切に200基から300基ほど設置されていたそうですよびっくり!



まぁ、詳しくは明日のシンポジウムか、
那覇市歴史博物館の同名の企画展(今月末まで開催)をご覧くださいびっくり

「印部石」の現物や、『量地法式集』も展示されていますよ~おすまし

それから、明日より地域史協議会が長年かけて研究した
印部石(ハル石)に関する報告書も販売しますびっくり

今日、ひとあし先に報告書を見たんですが、
シマミグイメンバーの仕事もちらほら見えて嬉しかったです(笑



文責:saku



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Posted by シマミグイ at 00:01│Comments(0)お知らせ
 
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