てぃーだブログ › 地域研究グループ シマミグイ › 日常 › 東京ひとりブラタモリ

2012年04月25日

東京ひとりブラタモリ

お久しぶりです。sakuです。
ちゃんと生きてます。

他の記事にもあったように
東京でのシンポジウムへ参加してきました。

慣れないシンポの参加に加え
東京という地での発表にとても緊張しましたが
無事に終えることができました。

応援していただいた皆さまや支えてくださった皆さまには
篤く感謝の意を表します。


さてさて、東京へ行ったついでに
ひとりブラタモリしてきました。
その様子を少しご紹介したいと思います。

東京ひとりブラタモリ

まずこちら。
港区芝にあった薩摩屋敷跡です。
NEC本社ビルの一角に石碑が建てられています。

実は、近世期に江戸立で江戸へやってきた琉球使節がここ屋敷をたびたび訪れています。
江戸立のメンバーの記録(家譜)にも「芝御屋敷」と出てきます。

現在では屋敷の面影は全くなくなってしまいましたが、
自分の立つ地にかつて琉球使節が訪れたのかぁと想像するとロマンを感じますね!


それからこちら
東京ひとりブラタモリ
どーん

徳川家の菩提寺、増上寺です。
感想は・・・でっかい!(笑
後ろは東京タワー。

ちょうど、法然上人八百年御忌をしていて貴重なものを見れたし、
さらに徳川家霊廟も公開中でラッキーでした。


続いては近代シリーズ
東京ひとりブラタモリ
東京都選定歴史的建造物・三越本店。
1935年竣工。

まだまだっ!
東京ひとりブラタモリ
国指定重要文化財・日本銀行本店。
1896年竣工。

そしてこれ!
東京ひとりブラタモリ
国指定重要文化財・日本橋。
1911年架橋(第19代目)

戦前の建造物がこんな風に残っていて、しかも現役というのは
沖縄に住む身としては、ある意味カルチャーショックです。

近代建築が多く残る地域を歩くと、
まるで近代日本へタイムスリップしたかのような気がしました。

何十年もわたってここに建ち、人びとの生活や社会の変化を見守った建物。
直にその壁面などに触れると、なんだか、間接的に各時代を生きた人びとと
触れ合っているかのような気がしました。

発掘で出土する遺物や、残された美術工芸品などのほとんどは
現行では使われず、「過去のもの」として保存されていますが、
このような近代建築は、未だに現役というのがまたスゴイと思います。

と、まぁこんな感じでひとりブラタモリしてきました。
本当はもっといろいろマニアックな視点で街歩き(旧海岸線探したり、
繁華街の境目探したり、あやしい店探したり)してきたのですが、
記事が長くなるのでこの辺で。


おまけ

東京ひとりブラタモリ
JR大森駅ホームにあった「日本考古学発祥の地」記念碑。
なぜ駅前じゃなくてホームのなかに!?


東京ひとりブラタモリ
歌舞伎町と言えばこれ。
門が地域のシンボルとなるのはいつの時代も同じようです。



文責:saku



同じカテゴリー(日常)の記事
恩納村の海の恵み
恩納村の海の恵み(2014-03-07 00:20)

飢えている?
飢えている?(2013-03-06 20:53)

比嘉座公演情報☆
比嘉座公演情報☆(2012-08-06 18:37)

今日は十五夜です。
今日は十五夜です。(2011-09-12 19:43)


Posted by シマミグイ at 05:13│Comments(2)日常
この記事へのコメント
今日このブログ発見しました!!
おもしろいですね~!!
沖縄在住84年生まれ♀のyukiです。
若い世代のこうした活動、素晴らしいですね。
私も勉強させてもらいます!!
Posted by yuki at 2012年05月07日 21:31
ボクは東京に30年前まで住んでいました。懐かしい写真もあり想いでが蘇りました。良かったです。ありがとうございます。これからも地域情報研究頑張ってください。
Posted by 呼夢三線広め隊16番 at 2012年06月04日 08:29
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。