2013年02月22日
「『伊計村遊草』等原本史料展」のお知らせ☆
『伊計村遊草』等原本史料展
2月23日(土)から3月8日(金)まで、
「『伊計村遊草』等原本史料展」がうるま市立中央図書館で開催されます。
「伊計村遊草って何?」とお思いになられたと思いますが、
それもそのはず、沖縄初公開の本ですから!!
「どんな本なのか?」
それは琉球人である蔡大鼎(さいたいてい)さんが書いた漢詩集で、
那覇から伊計島までの道のりで読んだ漢詩が収められています
「蔡大鼎(さいたいてい)ってどんな人?」
琉球王国末期の人で、琉球が沖縄県になった時、中国に密航して、
なんとか琉球を復活させたいと頑張った人です。
しかし夢叶わず、沖縄に帰ることなく中国で亡くなります
「どうして沖縄初公開なの?」
最近、慶応大学の図書館にあることがわかって、初めて沖縄で展示されます
「他にはどんな史料が展示されるの?」







ぜーんぶ沖縄初公開で、わずか2週間の里帰りですっ!!
「展示以外にイベントある?」


2月23日(土)の夕方6時から
龍谷大学教授の都築晶子先生(「琉球歴史史料と漢詩集」)と、
鹿児島大学教授の高津孝先生(「伊計村遊草について」)によるフロア講演会があります!
図書館は月曜休館(28日も休館)で、朝10時から夜7時まで開いています。
場所はうるま市立中央図書館(うるま市平良川128)です
琉球人が読んだ漢詩、貴重な機会ですから皆さん是非足をお運びくださいー

文責:aki


Posted by シマミグイ at 10:42│Comments(0)
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