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2009年11月18日

オススメ映像『第七弾』


ついに第七弾になりました☆

今までは戦前でしたが、今回は近年の映像を紹介します☆
『孤の果ての島 八重山群島』 1964年
放送日1964年 8月2日モノクロ 九州大学八重山調査団に同行し、八重山の生活、祭り、神事などを記録している。亜熱帯の風景、豊年祭。風葬墓調査、漁業(かじきまぐろ漁)、西表の林業、マングローブ、ハーリーを紹介しながら、暮らしの中に「祈り」があることを描く。モノイミ祭り(虫払いの行事に似たアブシバレー)で小さな船を作り海へ流すのや、かじき漁の「突きん棒」、子供のマンサイ(誕生祝)に額にススを塗るなど、今では珍しい儀礼が記録されている。

『イザイホウ』 1967年
ドキュメンタリー 白黒 12年に一度、午年の旧暦11月15日から5日間行われる祭りと久高島独特の信仰、地割り制度、生活を記録した貴重な映像。イザイホウは30歳から42歳までの島の女たちが巫女になる儀式。沖縄の中でも特に神秘的な神事として知られる。この記録の12年後の祭りを最後にし中断されている。内間カナ(外間ノロ)、安泉ナへ(久高ノロ) 斎場御嶽、イラブー漁、一本釣り漁、神あしゃぎ、イザイホウ神事

『沖縄の祭り』 1976年
「沖縄のこころは海にある」という語りで始まる。男たちのサバニ、留守を守る女たちのウスデーク。沖縄各地に残る祭りを紹介しながらそこに込められた人々の祈りを描く。宮古のウヤガン祭、北部のウンジャミ、ハーリー、石垣の豊年祭、那覇祭りの旗頭。宮古狩俣のウヤガン、大宜味のウンジャミ、竹富のマミドーマ。

『沖縄北部のウンガミ ~塩屋湾~』 1992年
旧盆明けの亥の日を中心に行われる大宜味村のウンガミ。塩屋、屋古、白浜、田港の四つの集落のウンガミ前日から、当日、翌日までの神事(ウンケー、ハーリー、パーシ、ヤーサグイなど)が丁寧に記録されている。特に2回にわたって行われるハーリーの様子が詳しい。各集落のアサギ、ノロ殿内。

の4本をご紹介☆
もうおわかりですよね☆
すべて祭祀行事の映像なんですね。
民俗を専攻している方や祭祀に興味がある方は是非ご覧になってください。
御覧になりたい方は、沖縄県公文書館閲覧カウンターまで
http://www.archives.pref.okinawa.jp/
文責:直


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Posted by シマミグイ at 17:30│Comments(0)資料紹介
 
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